2016年07月28日

読み始めたところが面白い

友人の編集者にこの小説の人気ぶりと映画化される話をしているうちに、ファン向けに小説のバックボーンとなっているケルト神話の解説書を書くことになってしまった。
 このことは、以前このブログでも書いたことがある。
 その「ハリー・ポッター」もすでに小説は刊行が終わり、今年末と来年夏の前後編に分かれた「死の秘宝」の映画で幕を閉じることになる。
 以前書いた解説書の方は二度改訂を行ったが、今回、最終巻までの内容に合わせたペーパーバック版「ハリー・ポッターのホントの魔法事典」を出すことになった。書店のほか、セブンイレブンで販売されているので、興味のある方は手に取っていただければと思う。
 また、表紙とamazonへのリンクをこのブログの右上に貼っておいたので、詳しい内容はそちらでご覧になれる。
 さて、宣伝だけでは何なので、本に書いていないエピソードを書いておくことにしよう。
 この本を書くに至った経緯はまえがきに書いてあるが、なぜカーラジオを聞いていたかについて書くことにする。ハリー・ポッターとは関係がないので、これが初公開となる・・・って、大袈裟だな。
 実はこの時、私の父は末期の肺癌で千葉県の病院に入院していた。私は東京の自宅から毎週末に車で病院を見舞っていた。
 普段、家族を乗せて車を運転する時は、あまりカーラジオをかけないし、かけていても良く聴いていない。ただこの時は、独りで運転していたので、気を紛らわせるためにNHKの夕方の放送を聴いていた。
 この時、つまり父が入院していなければ、もしかしたら「ハリー・ポッター」のことを知ることもなかったし、外国で小説を買うこともなかったかもしれない。
 そして、私がこのような解説書を書くこともなかったかもしれない。
 そう思うと、何か不思議な気持ちになる。
 父が亡くなり、それから2年後に最初の本を書いた。出版社から本が届いた時、真っ先に父の仏壇に届けた。この本は、常にこの思い出とともにある。
 もうひとつ。
 このブログにも登場する、ムーミンこと連れ合いが「空旅猫」という旅行記サイトを開設した。ちなみに、これも以前に書いたが、ムーミンというニックネームは連れ合いの体型に由来している。気性はムーミンほどには穏やかでなく、剣呑(けんのん)な山の神である。
 剣呑・・・危険な感じがするさま。また、不安を覚えるさま。
 山の神・・・妻のこと。特に、結婚してから何年もたち、口やかましくなった妻。(06/9/5「細君って誰のこと?」参照)
 こちらの「空旅猫」も、右の欄の中段上くらいに、水色のアイコンでサイトへのリンクを貼ってある。現在はまだソウルの紹介しか載ってないが、興味のある方はご覧いただけたらと思う。
 ちなみに、ライティング・マシーンの俺は、このソウル旅行には参加していない。
 BBクリームのことも良く知らないし、サムゲタンも焼肉もアワビのお粥も食べてない。それにしても、食い物の写真ばっかだな。
 次回アップ予定だという、ミュンヘンのクリスマス・マーケットにも行ってない。  


Posted by rarajier at 16:12Comments(0)

2016年07月19日

読み始めたところが面白い

友人の編集者にこの小説の人気ぶりと映画化される話をしているうちに、ファン向けに小説のバックボーンとなっているケルト神話の解説書を書くことになってしまった。
 このことは、以前このブログでも書いたことがある。

 その「ハリー・ポッター」もすでに小説は刊行が終わり、今年末と来年夏の前後編に分かれた「死の秘宝」の映画で幕を閉じることになる。
 以前書いた解説書の方は二度改訂を行ったが、今回、最終巻までの内容に合わせたペーパーバック版「ハリー・ポッターのホントの魔法事典」を出すことになった。書店のほか、セブンイレブンで販売されているので、興味のある方は手に取っていただければと思う。
 また、表紙とamazonへのリンクをこのブログの右上に貼っておいたので、詳しい内容はそちらでご覧になれる。

 さて、宣伝だけでは何なので、本に書いていないエピソードを書いておくことにしよう。
 この本を書くに至った経緯はまえがきに書いてあるが、なぜカーラジオを聞いていたかについて書くことにする。ハリー・ポッターとは関係がないので、これが初公開となる・・・って、大袈裟だな。

 実はこの時、私の父はDream beauty pro 黑店末期の肺癌で千葉県の病院に入院していた。私は東京の自宅から毎週末に車で病院を見舞っていた。
 普段、家族を乗せて車を運転する時は、あまりカーラジオをかけないし、かけていても良く聴いていない。ただこの時は、独りで運転していたので、気を紛らわせるためにNHKの夕方の放送を聴いていた。
 この時、つまり父が入院していなければ、もしかしたら「ハリー・ポッター」のことを知ることもなかったし、外国で小説を買うこともなかったかもしれない。
 そして、私がこのような解説書を書くこともなかったかもしれない。

 そう思うと、何か不思議な気持ちになる。
 父が亡くなり、それから2年後に最初の本を書いた。出版社から本が届いた時、真っ先に父の仏壇に届けた。この本は、常にこの思い出とともにある。

 もうひとつ。
 このブログにも登場する、ムーミンこと連れ合いが「空旅猫」という旅行記サイトを開設した。ちなみに、これも以前に書いたが、ムーミンというニックネームは連れ合いの体型に由来している。気性はムーミンほどには穏やかでなく、剣呑(けんのん)な山の神である。
 剣呑・・・危険な感じがするさま。また、不安を覚えるさま。
 山の神・・・妻のこと。特に、結婚してから何年もたち、口やかましくなった妻。(06/9/5「細君って誰のこと?」参照)

 こちらの「空旅猫」も、右の欄の中段上くらいに、水色のアイコンでサイトへのリンクを貼ってある。現在はまだソウルの紹介しか載ってないが、興味のある方はご覧いただけたらと思う。

 ちなみに、ライティング・マシーンの俺は、このソウル旅行には参加していない。
 BBクリームのことも良く知らないし、サムゲタンも焼肉もアワビのお粥も食べてない。それにしても、食い物の写真ばっかだな。
 次回アップ予定だという、ミュンヘン韓國人蔘のクリスマス・マーケットにも行ってない。  


Posted by rarajier at 18:15Comments(0)